新規公開株(IPO)に挑戦
新規公開株(IPO)とは?
新規公開株(IPO)というのは、未上場の企業が新規に株式を証券取引所に上場し、投資家に株式を取得させることを言います。通常は新たに株式が公募されたり上場前に株主が保有している株式が売り出され、これらの株式を証券会社を通じて投資家へ配分することをIPOと言います。
新規公開株(IPO)の魅力について
- 株取得に際し、手数料がかからない。
- 上場後の株価が大きく飛躍する銘柄が多い。
- 銘柄によっては上場後、数ヶ月の間に株式分割を行う企業が多い。
- 公募価格(売出価格)は割安に設定される場合が多い。
- 新興企業などが多く、急成長が期待できる。
IPO銘柄は、市場価格のついていない「公募価格」で購入することができます。ですので、IPO銘柄を購入する場合は、公募(抽選)に応募し、当選して始めて取得することができます。また、IPO銘柄を初値で売却した場合に限れば、ここ数年の実績では、90%以上の確率で儲かっています。
そのため、IPO銘柄は人気が高く当選する割合も低くなる場合がほとんどです。とはいえ、IPO銘柄を積極的に狙っていくことは有効な投資方法だと思います。実際にリターンの大きい銘柄も多数存在します。是非一度はIPO銘柄をチェックすることをおすすめします。
新規公開株(IPO)の注意点
- IPO銘柄が人気のために公募で取得するのが大変。
- 前金制が多い為、応募期間中は資金拘束されてしまう。
- 当たりやすい銘柄は、リターンが比較的低い。
- 少なからず初値が公募価格を下回るリスクがある。
企業としてののメリットは?
企業にとってのメリットは、上場することにより直接金融市場から資金調達することが可能となり、また上場することで知名度が上がり社会的信用を高めることができます。