【デリヘル経営術】送りドライバーの実際の動かし方
今日は送りドライバーの動きと配車について語ります。
ドライバーの動きは、基本一緒ですが店舗によって多少ルールが違います。
例えば出勤ルール。店舗(事務所)に出勤してから動く場合と、出勤途中に直接現場に向かう場合です。
前者のパターンが多のですが、うちは後者のやり方で、臨機応変に対応してもらいます。
ドライバーが事務所に出勤してから動くメリット、デメリット
一度ドライバーに出勤してもらうのが基本ルールの場合のメリットは、ドライバーと女の子のデリバリーの管理が楽な事です。
事務所が全ての基準になるので、受注の際の配車と時間が正確に計算でき、デリバリーが遅れるといった事が無くなります。
また、配車を担当するスタッフも単純明快で、配車しやすく労力がかかりません。
しかし、繁忙日の週末は多少時間のロスが出ます。ここは経営者の考え方次第ですが、確実性を取るのか、利益を優先するのかによって分かれるところです。
臨機応変に直接現場に向かうメリット、デメリット
ドライバーが出勤する際に、近くで女の子の「迎え」などが無い場合は、当然事務所に出勤してもらいます。
しかし、出勤途中の近くで女の子の「迎え」が発生した場合は、そのドライバーに直接向かってもらいます。
これは時と場合によりますが、近くにいるので、ついでに女の子を拾ってもらうので、時間的メリットがあります。わざわざ店舗から別の車を向かわすことも無く、また、ドライバーを無駄に動かさずに済みます。
ただし、店舗に待機中の車が1台も無く、別のデリバリーのオーダーが入っている場合は、女の子の「入れ」が優先になるので、通常通り店舗に向かわせます。
デメリットは、配車をするスタッフの腕によってはロスが連鎖的に起こる可能性があることです。
基準が事務所ではなく、車になるから全ての車の現在地と女の子の接客終了時間を常に見ていないと、必ずロスが発生します。
店舗に最低1台は車を待機させておく
これは、女の子の人数とバランスにもよりますが、車を配車する際に注意することは必ず1台は事務所に待機させます。若しくは、事務所に車が途切れないように、配車を調整します。
逆に、極端に女の子の出勤が少ない日は、車を店舗に戻らせずに女の子の「入れ先」に車を待機させたりもします。
とくに遠方のデリバリーの場合は、女の子の待機人数に関わらず、「入れ先待機」となります。
このように、配車に関しては、女の子の数と車の台数、そして距離と時間を上手く計算して回さないといけないので、慣れないうちは相当疲れることになるでしょう。
女の子の出勤迎えがある場合
女の子によっては、出勤迎えがある場合があります。
もちろん条件や、店舗ごとに様々です。うちの系列では、事務所近くのエリアに住み、且つ成績がイイ子は出勤迎えと最後の送りをします。
これを徹底している店舗は少ないので、してあげると女の子は店を辞めません。
送り迎えを無料でしてくれるお店は少なく、一度楽をすると他店で働けなくなるからです。
また、雨の日の出勤率も激変します。彼女たちからすれば、送り迎えがあれば天気など関係なくなるのですから。
遠方の場合
遠方の客が着いた場合は、ルートにもよりますが、極力高速を使います。
遠方となると、大抵の場合5分~10分くらいは必ず遅れます。交通状況やドライバーの心理などの影響で遅れる傾向にあるのです。
また、遠方の場合は大抵新規客なので、遅れるとクレームを入れてくる場合があります。
クレーム対応に時間を取られると配車や受注対応に影響がでるので、遠方の受注の場合は、極力高速で行かせるのがうちのルールです。
ドライバーを教育する
ドライバーの教育は必ず必要です。まず、何か問題があったらすぐに報告させる。
ホテルの入り方や、降ろす場所、拾う場所を覚えさせます。これができないと、5分~10分ロスします。
また、店舗によってルールが異なりますが、女の子を入れたら事務所に確認の電話をさせます。これは、女の子が開始の連絡を忘れることがあるための対策の一つです。
それから、ドライバーからの電話で次の指示が速やかに出来ます。
また、うちの店ではドライバーはなるべく女の子とコミュニケーションを取るよう指示しています。
これは、私がドライバーで有利に情報を集めるための特別ルールです。それともう一つ、女の子のストレス発散の場となっています。
まだまだ沢山ありますが、今日はこの辺で。